2005年1月1日 (土)  みんつに聞く100の質問 

皆様へ

明けまして、おめでとうございます。
昨年は、大変ありがとうございました。
ネット上の付き合いとはいえ、私にとってはここが、生活の中で唯一日本語を使える場でして、皆さんとのお喋りから、多くの楽しみや慰めを頂けることを、幸運に思っています。
今年も昨年同様、よろしくお願いします。       みんつ

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さて、新年初日は、縁起の良さそうな質問に、答えてみようと思います。

Q12.宝くじで3億円あたったら、何をする?     質問者:YOUさん

A12.
まずは、ここアルプスの山の上に土地を買い、家を建てます。
庭にはもちろん、スーパーで野菜を買う必要がないぐらい、広い畑を作ります。
可能なら、羊か山羊を2〜3頭と、鶏を数羽飼い、それに必要な小屋や設備も建てます。
そして、私専用の、小さなジープ・タイプの車を買います。

これで、殆どお金は、失くなってしまうのではないかしら?
スイスだと、税金も払わなくちゃいけないのでしょうし・・・・・・
残りは、有名なスイス銀行にでも、貯金して置きましょうか。

Q13.お金がたくさんあったら、何をやりたい?     質問者:そら豆さん

A13.
これは、無制限と考えて良いのですよね。

では、思い切って大きな夢を。
自分が普通に生活するのに必要である以上のお金があったら、貧しい国に学校や病院、施設などの設備を建てたいです。
貧しい国を旅行すると、あちこちでストリート・チルドレンを見かけます。
たいていの子供は、親がそうであったがために、そういう環境にいるのだと思います。
そういう子供たちに、普通の生活を自力で送れるようになる程度の教育を、受けさせることが出来たらと、彼らを見るたびに思います。

私が今こうして生きているのは、単にラッキーだからです。
日本という、経済大国に生まれ、日々の暮らしに困るようなこともなく、育ちました。
これは全て、単なる偶然です。
そういう幸運に恵まれた人は、そうでない人に、少し何かを余分にしても、良いと思います。

ま、もしもの話ですけどね。

Q14.今欲しい物は何?            質問者:まーみさん

A14.
PC!!
・・・・・・これじゃ、分かり過ぎて、面白くも何ともないでしょうから、それ以外で、ということにしますね。

実は、去年の夏あたりから、これがあると便利であるだけでなく、安心だなぁ、というものがあるのです。
それは、『靴』です。
安全靴というのでしょうか、工事現場の作業員などが履いているような、つま先に金具が入っていて、足首の上まであるやつです。

何故、そんな物が欲しいのかというと・・・・・・
薪割をする時に、斧で割った薪がよく、台の上から足元に落ちるのです。
今のところ、反射神経には自信のある私、ひょいと片足を上げて避けていますが、実際疲れてくると、これが案外危ないのです。
振り下ろした斧が足に当たってもいけませんし、落ちてくる薪は、場合によってはまだ大きい物です。
つま先に金具の入った作業靴があれば、これでバリバリ薪が割れます。

・・・・・・でもこれって、普通の主婦が欲しがる物、ではないですね(笑)。

2005年1月2日 (日)  みんつに聞く100の質問 

Q15.スイスにも臭い食べ物はある?       質問者:こばやしさん

A15.私の知る限り、チーズ以外では、ないと思います。

私が初めてスイスに着たその日、夫B氏は、3種類のチーズを買ってくれました。
名前は忘れてしまいましたが、「強・中・弱」という具合です。匂いと味は比例するようで、濃い味のチーズは、やはり臭かったように記憶しています。

そして、当時の私、一番マイルドなチーズでさえ、臭くて食べることが出来ませんでした。今は、臭いチーズほど美味しい、と思うようになりましたが。

Q16.スイスで人気が出そうな日本食は、何?     質問者:SAKURAさん

A16.
ここ数年、日本食はスイスでもブームになっています。
彼らが口を揃えていうのは、美味しいだけでなく「健康に良い」です。
寿司、刺身、天ぷら、味噌汁、豆腐、緑茶等は、既に知られていますので、ここでは、それ以外で答えてみます。
そうそう、おかきや蟹カマも、最近ではスーパーに売っています。

『鍋もの』・・・・・・これは、野菜がたくさん食べられるということで、健康フリーク気味のスイス人には、評判が良いです。
『豚の生姜焼き』・・・・・・これ、かなり評判が良いです。生姜とお醤油のコンビが受けるようで、竜田揚げなども喜びます。
『あんぱん』・・・・・・ひょっとしたら、これは大穴かも知れません。
というのも、何故かは分かりませんが、日本に行った事のあるスイス人で、これが美味しかったと言う人を、何人か知っています。
そのうちの一人は、彼自身、元パン職人です。

尚、これらは「私の周りで評判の良いもの」です。
私個人としては、スイスでラーメン屋(日本のスタイル)を開いたら、儲かるような気がしますが・・・・・・

Q17.スイスの食材で出来る、スイス人の口に合う、簡単な日本の家庭料理は何?             質問者:みかんずさん

A17.
まず、和食がスイス人の口に合うかどうかということは、私たち世代以降の方には、あまり問題ではないと思います。(時々古い世代の方で、ステーキとジャガイモ以外は食べない、という方もいます。)
私の知る限り、皆さん何が出てくるか、かなり期待しています。

では、どんな料理が出来るか・・・・・・
海の幸を使わなくてはいけないものは、出来るものもありますが、基本的に難しいと考えて良いです。

野菜を使った料理は、必ず同じものでなくてはいけない、というのでない限り、多分なんでも出来ます。
ただ、スイス人にとって、ジャガイモは主食ですから、残念ながら、肉じゃがは受けが悪かったです。

肉料理は、全て出来ます。
こちらの肉は、大きな塊の物やステーキ用が一般的ですので、それを自分で切ってこま肉にするのは、ちょっと勿体無い気もしますけどね。

2005年1月6日 (木)  みんつに聞く100の質問 

Q18.暑い夏と寒い冬、どっちが好き?      質問者:YOUさん

A18.
断然、暑い夏!!

私、洋服をたくさん着るのが、嫌いなのです。
身体中のあちこちに、服がまとわりついて、身動きは取れないし、手袋だのマフラーだのは、着けたり外したりと面倒だし、冬は、何かと厄介です。
ですから、そういう物の必要のない夏は、身も心も自由な感じで、良いです。

但し、これには条件があります。
・・・・・・海が側にあること。
ビキニの上に薄い布だけ巻いて、暑さにのぼせたら海に飛び込む。そんな所で暮らしたいです。

Q19.もし店を開くとしたら、どんな店?    質問者:SAKURAさん

A19.
実は、昔からの夢の一つに、『お婆さんになったら、小さな本屋を開きたい』というのがあるのです。
自分が読んだ、好きな本だけを売るような、小さな本屋(古本屋でもOKです)。
レジの後ろにちょこんと座って、常連さんと本の話で盛り上がる・・・・・・そんな本屋さん。
もちろん、お婆さんですから、生活の為に働いているのではなく、趣味の商売です。

夢を見るのは、自由ですからね。

Q20.出来るなら、成ってみたい職業     質問者:YOUさん

A20.
これは、全く架空のお話ですよね。
では、思い切ったところで、画家。
ヘミングウェーのように、南の国に小島を買って、たくさんの猫を飼い、ゆっくり暮らします。
毎日、綺麗な海や椰子の木の画を描いて、それを売って過したいです。

ちなみに私、画の才能は全くなし、ですが。

Q21.私の職歴            質問者:Rie(Japan)さん

A21.
私の世代は、フリーターのはしりのような時代でして、私もその例にもれず、ふらふらといくつかの職場を経験しました。
後悔はしていませんが、正直なところ、人様に誇れるような職歴ではありません。

まあ、前置きはその位にして、ここに私の体験した職種を並べてみます(順不同です)。
尚、同じ職種で複数の職場の場合もありますが、それは敢えて省略しました。

・ ウェイトレス、コック
・ 映画館のもぎり
・ 一般事務、内勤営業、編集
・ 郵便物の仕分け
・ 製本所の流れ作業
・ 店員(コンビニ、本屋、古本屋、土産物屋、宝石店)
・ 翻訳
・ 旅行ガイド
・ 建築模型作り
・ 日本語教師

こんなところでしょうか。

Q22.伊豆七島についてのイメージは?   質問者:こばやしさん

A22.
私、学生時代から地理が苦手でして、それさえ出来ていたら、もっと良い学校に入っていたのではないかと・・・・・・

伊豆七島で、ほんの少しでも何か知っているのは、これだけなのです。

三宅島:火山の噴火でニュースになりましたよね。
八丈島:ダイビングに良いとか。
大島:友人が、ここ出身なもので。

・・・・・・無知もいいところですね。

2005年1月7日 (金)  みんつに聞く100の質問 А柄亜

     (文字数制限上、今日の日記は2つに分けました)

Q23.夫B氏の兵役体験       質問者:欠食児さん

A23.
スイスには徴兵制度があり、成人男性には兵役の義務があります(女性は希望者のみ)。
今日は、それがどんなものか、B氏を例に取ってお話してみます。

ちなみに、想像に難くないでしょうが、この義務を喜んで果たす男性は、やはり多くありません。
B氏もその一人でして、彼が果たした義務は、必要最小限と言って良いと思います。
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確か19歳のある日、B氏の元に軍からの手紙が届きました。
『最寄の兵舎に行き、入隊前のテストを受けろ』とのことです。

そこでは、以下4つのテストが行われました。
・ 身体検査(身長、体重、視聴力など)
・ 内科検診(いわゆる健康診断で、大事な所をぎゅっと握られたりしたそうです)
・ スポーツ能力テスト
・ 面接(口頭質問と所属部隊の希望)

この後、特に希望や特殊能力のない男性は、歩兵部隊に配属されるのが常ですが、ここは体力的にきつい部隊です。
B氏は、以前手術した肩を理由に(ハング・グライダーで脱臼したのです)、重い荷物が担げないと言い張り、『資材供給分隊』に決まりました。
これは、軍が必要な資材の管理などをする部隊です。

このテストから、実際の入隊までは、約1年ほど期間があり、この間にして置くべき事は、『靴を貰い、履き慣らす』です。
これは義務ではありませんが、そうして置くと、実際軍に入ってから、硬い革靴で泣きを見る、ということがなくて済むのです。

さて、20歳のある日、B氏は見習い兵士として、入隊しました。
そこで習った事は、B氏曰く『自分で考えるのを止める事』ですが、具体的には次の2つです。
・ 各種車両の交換部品について
・ 軍事演習など

ここでは、皆さんも興味があるでしょうから、軍事演習関係について、少し細かく説明します。

まず、兵舎では、各自にベッドとその枕元上に備え付けられた小さな棚が与えられますが、ベッドの整頓はもちろんのこと、その棚の中に何をどう置くか、全て決められています。
見習兵士は、常に自分のベッドと棚を、決められた秩序通りに保っていなければいけません。
起床就寝、食事、シャワーやトイレの時間は、決められています。
その時間以外にトイレに行きたい場合は、上官に申し出なければいけません。

野外演習には、歩行、射撃、手榴弾の扱い方、化学兵器の対処法、負傷者の介護、車両上での座り方、話し方、模擬訓練などがあります。

例えば、こんな具合です。
「今から5分以内に、全員トラックに乗って待機!」
こう上官が言うと、何十人もの見習い兵士は、それぞれのトラックの荷台に這い上がり、座ります。これが、何十回も繰り返されます。
もしくは、夜中に突然叩き起こされ、何十分も、隊列を組んで歩行をします。

ガス・マスクの着用がきちんと出来るかどうかは、実際に催涙ガスの出る部屋に入れられ、試されますので、マスクが壊れていたり、着用がきちんと出来ていない場合には、酷い有様になります。

射撃訓練は、良くTVで見るような『人の形をした的・円に点数の書かれた的・野外で突然立ち上がる的』を使います。
銃器の解体と組み立ては、手が無条件で覚え込むまで、何度も繰り返されます。

模擬訓練では一度、地下室で寝袋にくるまって夜を明かす、という夜営訓練をしたそうですが、B氏、思いっきり眠ってしまったらしく、人の気配に目を覚ました時には、ドアの所に3人の上官が立っていて、ピストルの形にした人差し指を向けられ、「バーン、お前は死んだ」と、言われたそうです。

そうそう、ハリウッド映画なんかでは「イエッサー!」と言っていますが、スイスでは「verstanden!(フェルシュタンデン):分かりました!」と言うそうです。

そういった訓練を、月曜日の朝から土曜日の昼まで17週間続け、見習期間は終わりました。
ちなみに、週末(土曜の昼から日曜の夜まで)は皆、家に帰るのですが、軍服は家に着くまで脱いではいけず、兵舎に向かう時にも家から着用です。

              〜次へ続く〜

2005年1月7日 (金)  みんつに聞く100の質問 А文紂

           〜前からの続き〜

さて、晴れて兵士となったB氏の兵役は、これで終わりではありません。
その後も一定年齢になるまで、軍から通知があった年は兵役に行き、無かった年は射撃訓練をしなければいけません。
支給品の管理をきちんとしているかどうか、全ての道具を持って、軍に見せに行かなくてはいけない年もあります。

ところが、B氏、兵士となって2〜3年後に、オートバイ事故で膝を手術しました。
膝は、まあ治りましたが、もちろん兵役などしたくないB氏、それを理由にして、民間救護員に成りました。
簡単に言うとこれは、戦争になった場合、戦線に行く必要はないけれど、後方で何らかの援護をするのです。

スイスには、普通の家でもその家庭専用の核シェルターがあるのですが、学校や役場など、公共の建物の地下には、その地域の住民が非難できる大きな核シェルターがあります。
噂では、スイス人全員を収容出来るだけの核シェルターが、あるとかないとか。
そして、中には病院の設備が整っているものもあるそうで、その一つで、B氏は看護婦の訓練を受けました。

その後、人手が足りているのか、ちょっとしたミスでもあったのか、B氏には、軍からの通知が来なくなりました。
もちろんB氏自身も、自分から連絡をする気はありませんので、今現在は、地域の道路整備をしたり、お金を納めたりして、ここ10年間、看護婦の訓練には行っていません。

B氏の体験は以上ですが、義兄C氏は、いまだに兵役に行っているようです。
彼の専門は化学でして、どうも怪しいことをしているような・・・・・・。
測量士の知人は、レーダーの方に携わっているとか何とか。

今度、機会がありましたら、彼らの経験も聞いてみましょうか?

2005年1月8日 (土)  みんつに聞く100の質問 

Q24.日本・スイス以外で住みたい国、合う国はどこ?   質問者:SAKURAさん
Q25.もしこれからスイスを出て、違う国に住むとしたらどこ?  質問者:そら豆さん

A24+25.
『みんつの旅』のページを開けると、私が行った事のある国名が、載っています。
その中で、ドイツとフィリピンは、夫B氏の仕事の都合で行きましたので、短期間ではありますが、住んでいたと言っても良いかと思います。
タイとインドにも、旅行ですが、2ヶ月以上滞在していました。

しかし、行ったことのある国の中で、『ぜひ何十年も生活してみたい』と思うような国は、残念ながらありません。
理由は簡単です。
経済的に安定している国は、日本やスイスに比べ、特に住み易いようには感じませんでしたし、住み易そうに思える国は、経済的に不安定か、女性の権利があまりなさそうな国、だったからです。
私の経験では、日本とスイスはどちらも、世界で最も生活しやすい国の一つだと思います。
『また旅行で行きたい国』というのでしたら、『タイ』『トルコ』『ギリシャ』などは、何度でも行きたい国ですが。

まだ行ったことのない国で考えるなら・・・・・・
まず、人間の生命が常に脅かされているような、政治的に不安定な国(独裁とか内戦とか)は、住みたくないです。
そして、特に贅沢をする必要はありませんが、やはり美味しい食べ物のない国にも、特に住みたいとは思いません。
これはごく個人的なことですが、宗教色が強く、女性の自由が束縛されているような国も、私には向かないと思います。
出来れば、この次は暖かい国が良いなぁ、などとも思います。海が側にあると、もっと良いですね。
そうそう、大っぴらにビールの飲めない国は、不可です。
それで尚且つ、B氏も私も働ける場所となると・・・・・・さて、どこが良いでしょうかね?

Q26.どうしても好きになれない国はある?      質問者:そら豆さん

A.26 
行ったことのある国で、二度と行きたくないと思うような国は、ありませんでしたが、二度と行きたくないと思う町ならあります。
それは、インドの『kannur』です。

これは、2003年の話です。
この町に寄ったのは、単に、次の町まで行くには、時間が遅かった(夜の8時ぐらい)からなのですが、町に着いてすぐ、何かおかしな雰囲気を感じました。
それまでは、どの町も大抵、夜でも通りは人で賑わっていたのですが、そこはシーンと静まり返り、人の気配がありませんでした。

近くのホテルで部屋を訪ねると、「満室です」と言うのですが、どうも嘘臭い。
しかも、次のホテルでも、その次のホテルでも、「満室です」と言われたのです。
「何か、祭りでもあるのですか?」と尋ねても、「ない」という答えです。
こんな小さな町の、何もない所のホテルが全て満室なんて、絶対に変です。どうやら、彼らは私たちを泊めたくないようなのです。

幾つめかのホテルで、いい加減頭に来た私が、強引に聞き出してみると、話はこうです。
『この町は、インドのイスラム教テロリストのメッカで、西洋人を泊めると、ホテルごと爆破される恐れがある。』
現に、フランス人を泊めて、被害にあったホテルもあるそうです。

次のホテルからは、私たちはわざとこう言いました。
「私たちは、日本人とスイス人です。アメリカのテロリスト対策は、支援していません。ところで、部屋はありますか?」(確かその当時、日本はまだ何の行動も起こしていない時期だったように記憶しています。)

すると何軒目かのホテルでやっと、「分かった、リスクを承知で泊めてあげよう」と言ってくれたホテルがありました。
そこの主人は、「もし何かあったら、夜中でも遠慮なく電話しなさい」と、名刺に携帯電話の番号まで書いてくれました。

お腹が空いていた私たちは、一軒だけ開いていたレストランにも入りましたが、歓迎されていないのは、明らかでした。
会計の時に、レストランの主人が私たちに聞いたことは、「どこのホテルに泊まっているか?」でした。
「それは教えない。好意で泊めてくれた主人に、迷惑がかかるといけないから。私たちは、明日の朝一番のバスで、この街を出るから、貴方たちは心配しなくても良い。歓迎されない場所に、長居をしようとは思っていない」

私たちはこう言って、次の朝5時に町を出ました。

2005年1月9日 (日)  みんつに聞く100の質問 

Q27.人生最大のドジは?        質問者:YOUさん

A27.
私、元々がドジなタイプでして、日々、小ドジの連続なのです。
そして、私が思うには、そういう人物は多分、大きなドジはしないのです。
ですから、「えー、そんなのドジに入らないよ」というぐらいのお話しかありませんが、つい最近の出来事を書いてみます。

それは、12月25日の晩に起きました。

私と夫B氏は、24日のクリスマス・イブを義父母宅で祝い、そのままそこに泊まり、25日の昼過ぎに、義父の運転で4人一緒に、義兄夫妻宅に行きました。
ご存知の方もいるかと思いますが、義兄夫妻には、7・5・3歳の3人息子がいます。
25日の午後から夜にかけ、私には、終始怒鳴り合いとしか思えないような時間を過し、これ以上そこにいたら発狂するのではないかと思い始めた頃、やっと義父母が帰宅の意図を告げました。

帰りの車の中での事です。
精根尽き果てた私は、睡眠薬でも飲んで、即眠ってしまいたい、と思うような頭痛と吐き気に襲われ、後部座席で横になっていました。
そして悲しいことに、車に酔う私は、そういう場合、ただ1秒でも早く家に着くことを願う以外には、何も出来ませんので、B氏の膝枕の上で、こめかみを両手で抑えながら、眠った振りをしていました。
こうしていれば、少なくとも、誰も私に話し掛けませんから。

と、突然お腹のあたりが、張ったような感じがしました。
特に困るほどではありませんでしたが、多分大丈夫だろうと思い、私は比較的気楽に、そっと、すかしっ屁をしました。

それが失敗でした。
暖房の良く効いた、暖かい車内に、ものすごい匂いが立ち込めてしまったのです。
私が、「やばい」と思った瞬間、義母が言いました。
「B氏、おならした?」

義父は、義母の希望通りジェントルマンですから、人前でおならなどする筈がないのは、誰もが知っています。義母自身は、おならのような下品なことは一切しない、と思わせるような人物です。
となれば、答えは簡単です。
こんな狭い、閉め切った車内でおならをするような人間は、義母にとっては、B氏なのです。

しかし、B氏、何の迷いもなく言ってのけました。
「俺じゃないよ。みんつだな」
はい、そうです。B氏は、女性のおならをかばって嘘を付くような、気の利いた男性ではありません。
気まずい沈黙の中、無言で運転を続ける義父と、静かに窓を開ける義母・・・・・・

「B氏、ああいう状況では、『俺がした』って言ってくれても、良いんじゃない? 何ていうか、ほら、やっぱり私だって女だしさ」
家に着いて抗議する私に、B氏はきっぱり言いました。
「絶対やだね」
「・・・・・・」

・・・・・「そんなの大した事じゃない」という、駄目嫁の方がいましたら、掲示板&メールにて、励ましのメッセージもしくは失敗談、お待ちしております。

2005年1月11日 (火)  みんつに聞く100の質問 

Q28.スイスでは、家の中でも靴の生活?          質問者:すみれさん

A28.
基本的には、そうだと言っても良いかと思います。
というのも、どこかに呼ばれた時に、靴のままでその家に入っても、問題がないからです。

ただ、実際のところスイスでは、どの家も大抵、かなり綺麗に掃除されています。フローリングの床はぴかぴかですし、絨毯が引き詰められている家もあります。
そして、その家の人は、室内用のサンダルを履いていることが、多いです。
家によっては、玄関口にたくさんの客用室内履きが、置かれている家もあります。

ですから、訪問客は、「靴を脱いだ方が良いか」聞いてから、上がります。
「靴のままで良い」と言われた場合は、外のマットで靴の泥を落とし、小石が挟まっていないか確認してから(床がフローリングの場合、傷が付くから)、入ります。

ちなみに我が家は古い家で、床板も切り出しただけというような木ですので、お客さんには、靴のままで入ってもらいます。
私と夫B氏には、専用のサンダルがあります。
日本の皆さんが想像する以上に、スイスでは靴を脱いで生活することが、受け入れられています。

Q29.スイスで物を買うなら、お勧めは何?     質問者:欠食児さん

A29.
日本にない物やスイス製の方が良い物は、正直なところ、「ない」と言っても良いかと思うのですが、それではつまらないでしょうから、何とか考えてみました。

【靴】
お洒落の面では、さほどお勧めではありませんが、登山靴など実用性の高い物には、なかなか良い物があります。
幅広の偏平という足の方には、ちょっと難しいかも知れませんが、時間があったらゆっくり靴を見て回るのも、良いでしょう。

【メガネ】
スイス人にとってメガネというのは、強調して見せる物でして、日本にはないような、かなり奇抜なデザインの物が、普通に売られています。
1本ぐらい面白い物があっても、という方には、良いかも知れません。

【スイス・アーミー・ナイフ】
これは、日本でも売っているのでしょうか?
もしないようでしたら、ぜひお勧めです。

【CD】
スイス人ミュージシャンはもとより、日本では知られていない、ヨーロッパ各国からの物があります。音楽好きの方には、良いのでは。

Q30.スイスで人気が出そうな、日本の有名人は誰?       質問者:美也子さん

A30.
まず、スイスでは、日本に関する情報が少な過ぎる、と言って良いかと思います。
そのため、スイス人にとって、日本もしくは日本人が一体どういうものなのか、基礎知識がないのです。

ですから、極端な話、未開分野ですので、誰でもチャンスがあると言っても、良いのではないでしょうか。ただ、日本人が思う美形と、スイス人の思う『日本人としての美形』は、違うことが多いです。
何か分かりやすい特徴のある人が(個性の強い人が?)、良いのではないでしょうか。

Q31.スイスで受けるドラマは何?          質問者:美也子さん

A31.
スイスでTVを見ていると(ドイツ、オーストリア、スイスの局があります)、恐ろしく古いアメリカのドラマや映画が、いまだに繰り返し放送されています。
その多くは、刑事(探偵)物です。
ドイツのTV局で作られるドラマも、アメリカの下手なコピーのような、事件物が多いです。

主人公は、クールというよりは親近感の持てるタイプで、派手なアクションもなければ、おどろおどろしいシーンもありません。
家事をしながら横目で眺め、2〜3分見逃しても問題のないようなものです。

どうやらスイス人も、そういうドラマが好きなようです。
ただ、スイス人は、あまりTVを見ませんが。

2005年1月12日 (水)  みんつに聞く100の質問 

Q32.日本とスイス、男性の気質などの違いは何?      質問者:SAKURAさん

A32.
これから述べるスイス人男性とは、私の知る範囲での、ドイツ語系スイス人男性です。
言葉が違えば、習慣なども変わるでしょうから、フランス語やイタリア語系スイス人男性は、違うかも知れません。
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日本とスイス(西洋?)の男性は、かなり違う、と言って良いと思います。
文化や習慣から来る、育ち方の背景が、全く違うからです。

例えば、どんな風か?

まずは、面白い所から始めましょうか。
映画『ラスト・サムライ』のワン・シーンに、とても良い例があります。
渡辺謙たちの住む村に、敵が攻めて来た時のシーンです。
トム・クルーズが、子供とその母親の所に飛んで行き、彼らをかばうようにして連れ出したのとは対照的に、渡辺謙ら日本人男性は、ぱっと外に飛び出し、身体を張って、敵の侵入を防ごうとしました。
これは、「俺たちが時間稼ぎをしている間に、女子供は逃げろ」ということですよね。
もっと深読みするなら、「お前が子供を連れて、自力で逃げられると信じている」ということでしょうか。
女性に対するこういう信頼関係、スイス人男性は、持っていません。

そして、スイス人男性は、一般的にシャイです。もっとはっきり言うなら、自分が魅力的であるかどうか、自信のない男性が多いです。
ですから、女性を口説くような場合、何とも不甲斐ないです。
日本の男性のように、「ふられるのは男の役目」といった感じで、格好悪い部分を引き受けてくれるだけの自信は、ありません。

それと同じようなことで、「大した事ではなければ、女性の好きにさせておく」という、懐の深さも、ありません。
重箱の隅を突付くような論議を仕掛けて、自己の正当性を主張したがる男性、スイスには多いです。カップルの言い争いの大半が、そういう、どうでも良い事です。

日本人男性は、思考が成熟していると思います。
物事を出来るだけ客観的に捉え、分析しようとする、理想と現実の妥協点を見出す、自他共に喜べる方法を探す、全体の利益のために、場合によっては自分が退く・・・・・・こういうのは、日本人男性のやり方ではないでしょうか。
スイス人男性は、簡単に言ってしまうなら、如何に自分の望みを押し通すか、他人を説き伏せるか、です。広い視点からの利益、ということはあまり重要視しません。

日本では、男女の役割が、それでもまだはっきりしているせいでしょうか、日常生活において、日本人男性は、柔軟性に乏しいと思います。
妻の転勤に、何の迷いもなく付いて行ける日本人男性は、少ないでしょう?
女性が社会に進出したい場合、それをサポートするなどということは、スイス人男性の方が、抵抗ないようです。

スイス人男性は、女性に殆ど期待していないのではないか、と思います。
日本の男性だったら、そんな女性は相手にしないだろうと思うような人でも、「もっと酷い人はたくさんいるから」「誰もいないよりはましだから」という理由で、捨てられずにいます。

スイス人と日本人の違いは、他にもたくさんありますが、今日は、『男性“だけ”の違い』を書いてみました。

2005年1月13日 (木)  みんつに聞く100の質問 

Q33.日本とスイス、女性の気質などの違いは何?      質問者:SAKURAさん

A33.
これは、本当にたくさんあって、一回では書き切れませんので、今日は一番大きな特徴を一つ、お話します。

スイス人女性は、完璧でなければいけないという、強迫観念に追い立てられています。
一つの事をしていると別の事が気になり、自分自身でストレスを作り、実際の所、「あれもこれも、形だけは一応終わらせたけれど・・・・・・」というような具合です。
今していることだけに専念して、のんびりと楽しむ余裕がないのです。

また、彼女たちは、失敗も愛嬌の内という風には考えませんので、何か不得手なことがある場合、それはタブーになります。
そのため、人には言えないたくさんの不安(私たち日本人から見ると、隠すほどの事でもないのですが)を抱えている人が、多いように思います。

具体的な例を上げてみましょうか。

私がこう言ったとしましょう。
「ロープウェーは、好きじゃないわ。高い所が怖いから」
日本人女性が相手でしたら、「ああ、私も好きじゃないわ」とか「私、高い所は平気だけど、狭いのが嫌」とか「あら、私、ロープウェーは大好きよ」というような答えが返ってくると思います。
場合によっては、それぞれの苦手なものの話題になり、会話が盛り上がることもあるでしょう。
しかし、スイス人女性が相手ですと、「そういうものは、慣れれば大丈夫なのよ」「ロープウェーは安全に出来ているから、怖がる必要はないわ」「何も起こらないから、心配しないで乗りなさい」というような答えなのです。

違い、分かりますか?
日本の女性は、何かが苦手であることを、そのまま受け入れるのに比べ、スイスの女性は『苦手=改善すべき問題』と捉えるのです。
自己の中に、何かマイナス要因があってはいけないのです。
これは、人間関係においても、各自の生活においても、些細な能力においてもそうです。

ですから、出来そうにない事がある場合、「出来ない」と言う代わりに、「興味がない」「好きではない」「時間がない」と言います。
失敗は許されませんので、出来るかどうか分からないことは、手を出さないほうが無難なのです。
そして、それに気付かない誰かが、偶然そこに触れてしまった場合は、ヒステリーなほどの反応が返って来ます。
彼女たちにとって、自分の能力を否定されるような台詞は、心が条件反射をし、聞き流すことが出来ないのです。

こんな具合です。

土砂降りの雨の中、車の運転をしていたスイス人女性に、恋人の日本人男性が、親切心から言いました。
「大変そうだから、運転変わろうか?」
どこも問題のある台詞には、思えませんよね。優しい恋人ですよね?
しかし彼女は、噛み付かんばかりになって、彼に抗議しました。
「雨が降っていたって、運転ぐらい出来るわ!」
彼の台詞は、彼女にはこう聞こえたのです。
「君には、こんな雨の中での運転は、重荷なようだから、僕が替わるよ」

ホーム・パーティーの席で、何気なく、「お米は、料理する前に30分ぐらい水に浸けておくと、美味しく炊けるわよ」と言って、お米を料理したスイス人女性に、その晩中、口を利いてもらえなかった日本人女性もいます。
ちなみにこれは、「貴方のは正しいやり方じゃないから、ご飯が美味しくないわ」と、取られたのです。

彼女たちの能力に触れるテーマの場合、私たちは慎重に言葉を選んで、発言しなければいけません。否定の言葉はもちろんですが、誤解を産み出す可能性のある言い回しは、避けた方が良いのです。
誤解が起きた場合、善意に取ってもらえるとは、あまり期待出来ないですから。

・・・・・・ここだけの話ですが、はっきり言って、面倒臭いですよ、スイス人女性は。

2005年1月14日 (金)  みんつに聞く100の質問 

Q34.日本とスイス、お婆ちゃんの違いは何?    質問者:Rie(もうすぐオランダ)さん


A34.
これは、一般的な老人女性と考えて良いのですよね。

日本とスイスでは、お婆ちゃん自身がどうというより、彼女たちの置かれている社会での状況が、違うように思います。
スイスの習慣では、子供が結婚後にどちらかの両親と住むということは、殆どありませんので、老人たちは、自分の事を自分で出来る程度の健康である限り、一人(もしくは老夫婦のみ)で暮らします。
そして、身の回りのことが出来なくなると、通いの看護婦を雇うなり、老人ホームに入る人が多いです。

そのせいでしょうか、日本と比べると、家族間の距離が遠いように思います。
例えば、私の部屋の下に住むお婆ちゃんには、二人の娘とたくさんの孫がいますが、誰もあまり訪ねては来ませんし、この大きな家に住む気もないようで、お婆ちゃんは、しきりに私をお茶に誘います。

ということは、気軽にお喋り出来る茶飲み友達や、老人の溜まり場なども、ないということです。
スイスでは、近所の主婦や老人が、昼間どこかに集まって井戸端会議などという風景は、あまり目にしません。
公園で老人がベンチに座って日向ぼっこをしている、なんて映画のシーンを目にしたことのある方もいるかと思いますが、彼らは案外、他に行く場所がないのです。

また、公共の場でのマナーとしては、スイス人は老人を労わりますが、日本のように、年長者を人生の先輩として敬うという習慣はなく、家族の集まりなどでも、お婆ちゃんはオミソ的に扱われることが多いです。
残念ながらスイスでは、強者=勝者ですので、体力的に弱者のお婆ちゃんは、あまり良い立場にいるとは言えません。
ただ、その為、彼女たちも弱者に見えないように努力をしているようで、スイスのお婆ちゃんは、年齢の割には小奇麗にしていますし、若者に頼りたがりません。

そして、私が何よりも驚くことは、長年の習慣からでしょうか、彼女たち、歳を取ってもよく食べます。
分厚いステーキやこってりしたデザートを食べるのって、体力の要る事だと思うのですが、二切れ目のチョコレート・ケーキを、スイスのお婆ちゃんは、ぺろりと平らげます。

尚、スイスで老後を楽しく暮らしたいと思ったら、「ヤッセン」というトランプのゲームをすると、良いようです。
「ヤッセン」好きの皆さんは、地元のレストランなどに集まって、昼間からワインを片手に楽しんでいます。

そうそう、夫B氏にも聞いてみたところ、「日本のお婆ちゃんの方が、図々しくて、楽しい」という答えでした。
日本で肩を外したB氏、骨接ぎに通っていまして、お婆ちゃんの知り合いがたくさんいたのです。

2005年1月17日 (月)  みんつに聞く100の質問 

Q35.日本に帰りたくなる時はある?     質問者:おーりさん

A35.
食事のことだけを考えれば、今すぐにでも帰りたいです(笑)。

真面目な話ですが、老後は日本で暮らしたいです。
前回の質問で、スイスの老人について書きましたが、私の目には、彼ら、あまり幸せそうには見えないのです。
肩肘を張って、いつも自力で戦ってという生活は、若い内なら、自分の力も試してみたいですし、それなりにエキサイティングではありますが、一生は、やりたくないです。

歳を取ったら、私は気軽に暮らしたいです。
しかも、こちらの冬は厳しいですから、身体が思い通りにならなくなって来たら、同じようなお年寄りが外をうろうろしているような、暖かい環境でほっとしたいです。
思い通りにならない身体で、凍った雪の上を、何枚も着込んだ格好で生活するのは、見ていて大変そうです。

そして、自分が死ぬことについて、いくらか心の準備もしたいですから、そういう点でも日本の方が、私には、しっくり来るように思うのです。

それ以外では、『日本に帰りたい』というよりは、『スイスを出たい』という気持ちに、定期的に襲われます。
休憩をしたくなる、という感じなのです。
これは偶然にも、私がまだスイスを知らなかった時に、夫B氏が言っていたことです。
『スイスで暮らして行くには、定期的に国外に出て、休憩する必要がある』

・・・・・・その気持ち、今なら私にも、良く分かります。

Q36.日本人旅行者に、スイスで見て欲しい事、場所は?   質問者:欠食児さん

A36.
まず、せっかくスイスに来るのなら、せめて一箇所ぐらいは、『これぞスイス』という景色の中に、入り込んで欲しいです。
つまり、『高い山の上』です。
初心者でも歩ける登山道はたくさんありますから、遠くから眺めるだけでなく、ぜひ時間を取って、山歩きをして下さい。
きっと、忘れられない思い出になりますよ。

そして、これはスイスに限りませんが、出来るだけ、『現地の本当の姿』を見て欲しいです。
「わぁ、綺麗。素敵ねぇ」だけで終わりにするのではなく、そこに暮らすということは、どういうことなのだろうと、想像して下さい。
人々を観察して、日本との違いを感じて下さい。
この時、どちらが良いとか悪いとか、判断をするのではなく、純粋に違いを感じて下さい。

もう少し出来るなら、ちょっとだけ勇気を出して、挨拶でも何でも構いませんから、地元の人と笑顔を交わしてみて下さい。
言葉が通じなくても、何か感じるものがある筈ですから。

Q37.スイスでの日本のイメージはどう?    質問者:ビッキーさん、noeさん

A37.
残念ながら、日本についてきちんと知っているスイス人は、滅多にいません。
日本と他のアジア諸国の区別が付かない人の方が、一般的ではないでしょうか。

日本についてのイメージも、車や電化製品、お寿司に緑茶といったところが、せいぜいです。
・・・・・・正直な所、イメージを持つほどの知識がない、という感じです。

2005年1月18日 (火)  みんつに聞く100の質問 

Q38.日本で正しいと思うマナーで、スイスでは駄目なものはある? 質問者:SAKURAさん

A38.
マナーというほど大袈裟なものではありませんが、日本では良しとされているけれど、もしくは普通にしているけれど、スイスではあまりしないとか、しない方が良さそうだな、と思うことはあります。

・ 車の運転中、むやみに先を譲る。
日本では、譲り合いを良しとすると思うのですが、スイスでは混乱を起こす場合があります。
余裕を持って、相手にはっきり分かるように譲るのでしたら別でしょうが、スイス人は、自分が優先の場合、相手に道を譲ることはしませんし、無理な追い越しや割り込みはあっても、その逆は少ないです。
下手に親切心を出すと、「何、もたもたしてるんだ」とばかりに、クラクションを鳴らされたり、そういうことに慣れていない相手から、おかしな顔をされます。

・ パーティーで、時間より早く行く。
これは、呼んだ相手との関係にもよりますが、スイス人は、パーティーの場合、遅く来ることが多いです。
盛り上がった頃を狙って行くのが良い、と考えるようです。
日本では、何か手伝うことがあるかも知れない、などと少し早めに行きますが、スイスでそれをやると、「あら困ったわ。まだ何も用意していないのに、来ちゃったわ」となりかねませんので、気を付けて下さい。
自分でパーティーを開く場合は、来て欲しい時間をはっきりと言った方が良いです。

・ ご飯を、口の中で混ぜる。
これは、絶対駄目という訳ではありませんが、基本的にスイスでは、お皿の上で食べ物を混ぜてから、口の中に入れます。
ですから、白いご飯を別のお椀で出すと、食べ方が分からずに、ご飯だけ残ってしまう人もいます。
日本食でもてなす場合、ご飯とおかずを一緒の皿に載せるか、食べ方を説明してあげたほうが良いです。

・ 失敗をした時に謝る。
これは、以前にも書きましたが、スイス人は謝りません。
「謝る=その責任を取る=罰を受ける」ですから、気を付けなければいけません。
利害関係のある相手の場合、謝るかどうかは、じっくり考えてからの方が良いです。
ちなみに、全く謝らずにいても、問題はありません。

Q39.過去の日記『失われた貴重品』に出てくる、ヤツって何? 質問者:さつまいもさん

A39.
水族館に行くと、ヤツに姿の似た生き物が、ガラスにへばり付いていて、ドキッとすることがあります。
食べる分には大好きなその蟹も、出来ることなら、脚の関節など全部ばらしてから、食卓に乗せて頂きたいものです。

ヤツは、どこからともなくやって来て、我が物顔で巣を張ります。
貴方の部屋の、掃除を忘れた天井の端などにも、ほら、家賃も払わず住み着いています。

2005年1月19日 (水)  みんつに聞く100の質問 

Q40.スイス人が食べる、ジャガイモの品種ベスト10は何?  質問者:欠食児さん

A40.
スイスでは、ジャガイモは主食です。
どの料理法を取るかによって、使用する品種が違いますし、地方によっても好まれているものが違うようです。
下記の10種は、スイスで重要とされている、ジャガイモの品種です(順不同)。

【Sirtema】:薄黄色の肉で、やや粉っぽい。
【Christa】:黄〜濃い黄色の肉。
【Ostara】:淡色の肉で、やや粉っぽい
【Palma】:黄色の肉で、やや粉っぽい
【Urgenta】:赤〜白の皮で、やや粉っぽい
【Bintje】:薄黄色の肉で、少し粉っぽい。スイスで最も好まれている品種。
【Désirée】:赤い皮で薄黄色の肉。粒が粗く、やや粉っぽい。
【Granola】:ざらついた皮で、黄〜濃い黄色の肉。
【Stella】:しっかりとした調理に最適な特別品種。きめの細かい、水分を含んだ肉。
【Nicola】:Stellaに同じ。

ちなみに、我が家で食べている品種は・・・・・・分かりません。

Q41.スイスにもあれば良いのに、日本の○○。 質問者:Rie(もうすぐオランダ)さん

A41.
「あれば便利だなぁ」と思うものは、実にたくさんありますが、そういう物が全部あったら、ここは日本になってしまいますので、今日は、「これだけは、本当にあって欲しい」と思うものを書きます。

・ 女性用パンツ
こちらの女性は、どんなに痩せていても、日本人女性に比べてお尻が大きいのです。これは骨盤が開いているためらしく、お尻の横側が、『くの字』に出ています。
大人用の一番小さなパンツを買っても、日本人である、私のお尻にはぶかぶかです。
仕方がないので、良い歳をして、私は子供用パンツを買うのですが・・・・・・どんな絵が書いてあるかは、敢えて言わないで置きますね。

・ 掃除機
スイスの掃除機は、大きい、重い、うるさい、動きが悪い、ゴミを吸わないと、良いとこなしです。
掃除の度に、いらいらします。

・ 風呂場
こちらのお風呂は、シャワー・キャビンか、湯船の中に立ってシャワーを浴びます。
お湯に浸かりたい時は、洗い場がありませんので、泡風呂にして、その中で身体を洗いますが、湯船の外にお湯がこぼれないように、気を付けなくてはいけません。
日本のように、部屋中びしょびしょにして入れるお風呂、欲しいです。

Q42.日本にもあれば良いのに、スイスの○○。 質問者:Rie(もうすぐオランダ)さん

A42.
・ 余暇の時間
スイス人は、滅多に残業しませんし、週末(土・日)はしっかり休みます。休暇も、皆さんきちんと取ります。
妻や子供の病気など、家庭で何かあった場合、職場からちょっと家に戻って来ることも、容易です。
遠くまで通勤する習慣も、殆どありませんので、人によっては、お昼も家に帰れます。
ですから、日本に比べ、男性が家に居られる時間がずっと長いでのす。
これは、日本もそうなると、良いですよね。

・ ソーセージ
スイスには、色々な種類のソーセージがあり、どれも美味しいです。大きさもたっぷりあるので、1本でお腹が一杯になります。
是非、日本にも輸出して欲しいなぁ。

2005年1月21日 (金)  みんつに聞く100の質問 

Q43.嬉しさのあまり、泣いた事はある?     質問者:YOUさん

A43.
母が初めて倒れたのは、確か、私が高校2年生の時です。
深夜に腹痛を訴え、トイレでうずくまってしまった母は、救急車で運ばれ、そのまま入院になりました。
診断の結果は、直腸癌。
当時癌は、今よりもずっと「死の病」というイメージで、患者本人に病名を告げるということは、稀だったと思います。

父と話し合った私は、このことは2人だけの胸にしまって置く、ということで合意しました。
二人の妹は、当時中学生と小学生でしたから、嘘を付き通すには荷が重過ぎます。
母自身には、盲腸がこじれ、癒着を起こしてしまったから、しばらく入院が必要だと告げました。

母は元来、社交的なタイプで、色々な所で付き合いがありましたので、入院中には、たくさんの人が見舞いに来てくれましたし、見舞いに来れない人たちは、電話をくれました。
父は当然、仕事に出ている事が多く、母に関する質問は、専ら長女である私に向けられました。
「お母さんの具合はどう?」「何処が悪いの?」「もっと良いお医者さんを知っているけど、何の病気かしら?」……。

私は、全ての質問に、「良く分からない」と答えました。
大人たちは、あからさまに失望し、中には、批判の声を上げる人もいました。
「みんつちゃん、お母さんの病気ぐらい、知っていないと駄目じゃない」「自分の母親なのに、心配じゃないの?」「お母さんが病気の時ぐらい、貴方が、しっかりしなきゃ」……。
それらの言葉に、私はへらへらと対処し、更に皆の印象を悪くしました。

私は、母の病名を誰にも知られたくは、ありませんでした。誰のうかつな一言から、それが母に伝わるとも限らないからです。
へらへらと対処したのは、「どうせ、あの娘に聞いても無駄だ」と思わせ、2度とその質問をさせないためです。
高校生の娘の、精一杯の処世術です。私は、かなり上手くやったと思います。

母はその後、何年間にも渡って入退院を繰り返し、私が28歳の時に亡くなりました。
葬儀の手配は、全て私がしました。父はその代金を稼ぎ、式の間中、喪主として座っていました。
父は、真面目で良い人ですが、そういった事務的なことが、苦手なのです。
これも、二人で話し合い、合意した事でした。

多分私は、大人の世界を、少しばかり早く見過ぎたように思います。
私には、思春期の子供として、ぐれてみるような余裕はありませんでした。周りの無神経な大人たちの中で、一人、攻防し続けなければならなかったからです。
それがなかったとしても、まあ、ぐれる理由もありませんでしたが。

その代わり、少しばかり貴重な体験もしました。
例えば、いざという時に頼りになるのは、普段何も言わない人だと知りました。
ごちゃごちゃ言うだけで、何もしてくれない人の側で、黙って動いてくれた人たちがいます。
学校の帰りに買い物をし、家族の夕飯を作る私に、差し入れをしてくれた人もいました。
葬儀の不手際をうんぬん言う代わりに、裏方で働き、母の死を泣いてくれた人もいます。

さて、お棺がいよいよ火葬場に向かおうとしていた時です。ある女性が、私に文句を言いに来ました。
「みんつちゃん、どうしてxxさんは火葬場に行かれるのに、私は駄目なの? 私だって、貴方のお母さんの骨、拾いたいわよ!」
そう言ったかと思うと、彼女は突然、私の目の前で泣き出しました。

私が予想していたよりずっと多くの人が、火葬場まで同行したいと考えてくれたらしく、市から借りていたバスに乗り切れなくなった彼女は、思い余って私の所に来たのです。
私、彼女の手を握ると、思わず泣いてしまいました。
色々と、嫌なことばかり言われていた中で、こんなに優しい人もいるのです。
「ありがとうございます。母も喜びますので、是非同行してください」
すると、それをきっかけに、「私も」と言う声が、方々で上がりました。
結局、ご近所の車を総動員して、たくさんの人に火葬場まで来て頂きました。

葬儀が一段落すると、黙って一部始終を見ていた伯父が言いました。
「みんつ、俺の葬式も、お前がやってくれないか?」
泣き腫らした目で私、「いいよ」と答えておきました。

2005年1月24日 (月)  みんつに聞く100の質問 

Q44.スイスの国防事情     質問者:こばやしさん

A44.
以前にも書いたように、スイスには徴兵制度があります。
成人男子は全て、特別な事情がない限り、兵役訓練を受けなくてはいけません(女性は希望者のみ)。

しかし、想像に難くないでしょうが、この訓練を喜んで受ける男性は、稀かと思います。
私の周りを見ても、多くの男性が何かと理由を付けて、この義務から逃れようとしています。
例えば、友人M氏は、軍隊反対派の精神科医に行き、「精神的に問題があり、軍の訓練には耐えられない」という診断書をもらいました。
友人A氏は、兵役前の面接で「同性愛者のため、たくさんの男性が寝起きするような環境では、とても平常心でいられない」と言いました。
中には堂々と「軍隊反対」と言い、3ヶ月間刑務所から会社に通った、などという人もいるそうです。
兵役訓練を受けた男性にしても、決して「熱心に学んだ」とは言えないのが、現状のようですし、我が夫B氏によれば、「あの程度の訓練では、敵に責められても、何も出来ない」とのこと。

さて、スイスには、皆さんご存知のように、至る所に山があります。
その山々には、防空壕のような秘密の穴が、たくさん掘られています。
敵が攻めて来たら、平地部分は放棄して山に逃げ、その穴に篭って、下からやって来る敵を迎え撃つ、というのが第二次世界大戦時においては、スイスの戦略だったようですが、これだけ航空機の発達した今になっては、この戦法も、どうでしょうか。

永世中立国と聞くと、毅然と自立した、他国の攻撃にも耐えうる国を、想像する方もいるようですが、スイスというのは、九州ほどの大きさしかない小さな国です。
これは、私個人の見解ですが、スイスの状況は、どの国にも手を貸さないというよりは、どの国とももめない、という方が正解なのではないでしょうか?

ちなみに、第二次世界大戦中は、ナチス軍はスイスを通り抜け、他所に攻めに行くことが出来ました。
ナチスと一緒に悪いことをした訳ではないけれど、彼らと戦いもしなかった、ということです。そのことで、罪悪感を持っているスイス人もいます。

Q45.軍隊に関する、スイス人の平均的な考え   質問者:こばやしさん

A45.
スイスの特徴に、選挙がしょっちゅうある、というのがあります。
この選挙、日本でいうところの、国民投票の形態を取っています。それぞれの議題内容が書かれた小雑誌が送られ、その議題について、賛成・反対の記入をして送り返すのです。

「軍隊維持に付いて」の議題は、最近頻繁に取り上げられているものの一つです。
今の所、軍隊は存続していますので、国民の平均的な考えは、「軍隊維持・徴兵制度」などについて、賛成といって良いかと思います。

ただ、前回の投票などは、ほんの僅差で賛成派が勝ちました。
州によっては、反対派の勝った所も、少なくありませんでした。
「ひょっとすると近い将来、軍隊のない国が」などと思わせるような勢いすら、ありました。

まあ、国の経済事情が不安定になり出すと、多くの国が右側に傾き、軍隊賛成派も増える傾向にあるようですから、この先どちらに行くかは分かりませんが。

2005年1月25日 (火)  みんつに聞く100の質問 

Q46.男性で嫌いなタイプは?     質問者:そら豆さん

A46.
過去を振り返って、「こいつ、嫌だったなぁ」と思う男性方を必死に思い出し、その共通点、もしくは何故嫌だったのかを考えてみました。
ありましたよ、共通点。

そうそう、最初に断っておきますが、これはあくまでも、私個人の価値観です。
こういう人は、人間として駄目だ、などと言うつもりではありません。単に、私とは合わない、ということですので、あまり個人的に捕らえないで下さい。

・ 他人をばかにしている人。
何か自分が秀でていることがあった時に、「俺、これは案外得意なの」とか「今回は頑張ったからね」と言う代わりに、「こんな事ぐらい出来ないようじゃ、駄目だな」というような表現をする人がいます。
「あいつ、こんなことも出来ないの?」といった具合に、他人を下げることによって、自分の位置を上げようとするのです。
こういう人は、私の知る限り、自分の得意分野以外には、挑戦しようとしません。
貴方が失敗したって、他の人たちは、ばかにしたりしませんよ。貴方が、他の人をばかにしているようには。

・ 他人の言葉で、蘊蓄を語る人。
有名なxxさんの言ったことが知りたいなら、私は本を読みます。
私が貴方と話すのは、その言葉から、貴方がどう感じ、どういう意見に至ったかを知りたいからです。
情報を集めたということは、自分の意見があるということではありません。その情報を、一旦噛み砕いて、自分のものにして下さい。

・ 本気を出さない人。
人には、ここぞという時があります。
普段から100%で練習していない人には、本番で120%の力が出る筈は、ありません。
格好悪い姿があるからこそ、格好良い姿もあるのです。

・ 前を向いていない人。
いつもいつも進んでいる必要は、ありません。時には、休憩だって必要です。自分を甘やかすことが出来るのも、大人の力量だと思います。
ただ、休憩している時は、それをちゃんと知っていて下さい。
「今、俺は休んでいるけど、また力が付いたら進むぞ」というのであれば、私は待ちますし、場合によっては手伝います。でも、「もうここで良い。これ以上は進みたくない」というのであれば、私は一人で行きます。
私の時間も、貴方のそれと同じぐらい貴重なのです。

・ 自分の枠にはめようとする人。
このタイプは、嫌いというのとはちょっと違うのですが、一緒にやって行けません。
「君のためを思って」というのは分かるのですが、私には、失敗をする権利もあるのです。
貴方の体験や想像の範囲外だからといって、不可能ということではないでしょう?
私、守ってもらう必要などないのです。自分のことは、自分でやりますから。
私が必要なのは、サポートであって、プロテクトではありません。

・・・・・・この手の質問では、「自分のことは、棚に上げて」というのが、前提ですよね(笑)。

2005年1月26日 (水)  おしらせ

みなさまへ

PCが まただめです。
いぜんと まったくおなじ じょうたいで へんかんをおすと かたまります。
ですから きょうのにっきは おやすみします。
けいじばんや めーるへのおへんじも すこしおまちください。

・・・・・・こんどは どうしましょうかね?
               
                     みんつ

2005年1月29日 (土)  ああ、何とか・・・

皆様へ

今、土曜日の深夜です。
前回のメッセージを書いた直後、私のPCは、インターネット自体に、繋がらなくなってしまっていたのです。
数日間、ほぼPCにかかり切りで格闘していたところ、どうもまた、復活出来たようです。
このPCを、いつまで騙し続けることが出来るのか、不安はまだ残りますが、とりあえず何とかなったようです。

ご心配してくださった皆様、ありがとうございました。
日記の方も、再開しますね。

・・・・・・ふぅ、今回はほんと、駄目かと思いましたよ。

                    みんつ

2005年1月31日 (月)  みんつに聞く100の質問 

Q47.女性で嫌いなタイプは?    質問者:そら豆さん

A47.
まず、これも最初にお断りしておきますが、前回同様『自分のことは棚に上げて』、でのお話です。
そして、これも単に私個人の好みですので、こういう人は人間として価値がない、などというつもりは、全くありません。
私とはちょっと難しい、というだけの話ですので、あまり気になさらないで下さい。

私には、子供の頃から、ある種のタイプの女性ともめる傾向があります。
毎回、必ず同じタイプです。
後から振り返ると、第一印象で既にその匂いを嗅ぎ取っているのに、私のあまりあてにならないお頭が、
「先入観でものを見てはいけない。お前は、まだ彼女と知り合ってすらいないじゃないか」
と言い、毎回同じような経過をたどって、もめごとに至ります。

私の妹に言わせると、
「みんつちゃんは、ある種の女性にとって、コンプレックスを刺激するようなところがあるのよ。私は、妹だから気にならないけど、彼女たちの気持ち、分かるわよ」
とのことです。

さて、それがどんなタイプの女性かといいますと・・・・・・

・ いつも何かを演じている人。
貴方自身がそうしたくてしているのであれば、それで幸せであるのなら、そのまま続けて下さい。
ただ、私にも貴方のお芝居に参加することを強要するのは、どうか諦めて下さい。

私に何かをして欲しいのなら、はっきりと希望を言って下さい。
そういうやり方なら、たとえ貴方にとっては難しい望みでも、私は案外、気持ちよく引き受けることが出来るのです。
いえ、正直に言ってしまうなら、貴方の望みは、私にとって、面倒臭くはありますが、それ程大したものではないのです。

もう少し、私を信用してください。
貴方が本当の姿を見せたからといって、軽蔑などしませんから。

そして、私が貴方に望むことは、たった一つです。
ありのままの私を受け入れてください。
それが無理なら、私のことは放って置いてください。

私は、私自身以外の何者でもないのです。
貴方のお芝居の登場人物では、ないのです。

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