2011年6月28日 (火)  みんつ、今日から頑張る!

皆様、大変ご無沙汰しております。

いやぁ、今年に入ってからの私は酷い。ホント、酷すぎる。
何もかもだらけていて、専業主婦というよりも「旦那様に飼ってもらっている」と言った方が良い様な状態です。
我が家の3匹目のどら猫が他の2匹と違うところは、牛乳ではなく、より値段の安い薄茶色の液体を飲む、ということぐらいです。

このままではいけない。
昨夜ふと目覚めた私は、このままだれて行く果ての自分を想像しまして、大好きなB級ホラーを見ている時よりも、恐ろしい思いをしました。

ということで、今朝は早起きをして、この日記を更新しているわけです。
今日から正しい生活へのリハビリをしようと思ったのです。
ですからこの日記もリハビリの一貫として、ちょこちょこと何か書いていこうと思います。

でね、復帰第1弾を何にしようかなぁ、なんて考えていたのですが、ふふふ、やっぱり私のサイトとなればこれかな、なんて。

では、「みんつが最近気になるスイスの男子」を発表します。

【キリアン・ヴェンガー(Kilian Wenger)】氏
1990年5月生まれ
身長190cm、体重103kg

この方、何をやっているかといいますと、スイス相撲シュヴィンゲン(Schwingen)の2010年度チャンピオンです。
今までのチャンピオンと違って(失礼)見栄えが良いので、結構テレビなんかにも出ているのです。
う〜ん、ごついキアヌ・リーブスって感じでしょうか。

興味のある方は、こちらのオフィシャル・サイトへどうぞ(↓)。
http://www.kilianwenger.ch/
(お手数ですが、アドレスをコピーしてジャンプして下さい。)

本当はどっかから画像をパクって来ようかとも思ったのですが、ヤフーの画像検索でもたくさん写真が載っていますし、オフィシャル・サイトもありましたので。

では、お楽しみ下さい。

2011年6月30日 (木)  隣の芝とうちの芝。

以前にも何度か書いていますが、私は約3ヶ月に1度、近所の酪農家宅の手伝いとして、仔牛肉の袋詰め作業をしています。
昨日はその作業日で、私はいつも通り手伝いに行ってきました。

この酪農家夫人M嬢とは、行き帰りの車中でよくお互いの夫や義母の話などをするのですが、共通点が多いというか、「うちってこうなんだよ〜」と私が言うと彼女も「あぁ、うちも似たようなもんよ。この間なんかね……」と結構話が盛り上がるのです。
で、そんな中から今日は、M嬢の夫H氏の話を一つ。

M嬢H氏夫妻は、上記の様に酪農業を営んでいますから、まぁ、毎日ほぼずっと一緒なわけですが、H氏はM嬢によくこんなことを言うそうです。
「俺は一人でいるのが好きだし、牛舎の仕事は一人で出来るし、一人で生活するのも全く困らないさ」
そしてこの頃では、こんなことも言う様になりました。
「君は、どこか外へ働きに行っても良いぞ」

ということでM嬢は、最近近くの村に出来た、ガソリンスタンド内の店で働くことにしました。
そうです、「一人で大丈夫」「外に働きに行け」と夫が言うから、彼女はそうすることにしたのです。

ただ、そうはいっても、酪農の仕事を全く手伝わないというわけには行きませんから――作業の内容によっては、2人いないと出来ないことも多々ありますので――彼女は週に2日だけ、その店で働くことにしました。

スイスでは、営業時間に関する規則があり、大抵どの店も日曜日は休みで、平日も18時半に閉まってしまいますが、ガソリンスタンドに付属している店だけは例外なため、そこで働く彼女は、当然早朝や深夜の勤務もこなさなければいけませんでした。

でも、問題はありませんよね。
だって彼女の夫は、「一人でも生活できる」としつこく言っていたのですから。
しかも、彼女が家を空けるのは、たった週2日です。

ところがある夜、成人して一人暮らしをしている娘が、久しぶりに戻って来ると、H氏は開口一番で言いました。
「俺、まだ夕飯食べていないんだ」

別の日には、M嬢の働いている店にふらりと現われたH氏、彼女の同僚にこんなことを言いました。
「今日は朝から、まだ何も食べていないんだ」

また別の日には、新しく買って来たチョコレートを入れようとして、H氏専用のお菓子箱を覗いたM嬢、そこにはゴミ――お菓子の包み紙です――しか入っていないことを知りました。

M嬢曰く、
「一つや二つ包み紙が混ざっているのなら、まぁ分るわよ。でも、山盛りにゴミしか入っていないって、どういうこと? あの箱に入っている甘いものは、我が家でH氏しか食べないのよ。私が新しいチョコを入れて上げようと思わなかったら、あの箱はずっとあのままだったのよ」

「うちも似たようなもんよ〜」
そう笑っている私に、M嬢は続けます。
「この間なんかね、近所の道を車で走っていたら、H氏のズボンが落ちていたのよ! 着替える時にトラクターの後ろに作業用のズボンを引っ掛けて、そのまま忘れて運転して、落としたに違いないわ。まったくもう、一人で生活できるなんて、どの口が言うのかしら」

我が夫B氏を見ていても時々思うのですが、彼ら、私達と結婚する前は、親元を離れて一人暮らしをしていた頃は、どうやって生き延びていたのでしょう?
それとも男性って、女性が出来ると、手抜きし出すのでしょうか?

ちなみに我が家では、3〜4ヶ月に1度ぐらいの割合で、そんな手抜きのツケが回ったB氏が私に怒られていますが、M嬢宅は、5日周期だそうです。

……H氏がB氏より酷いのか、私がM嬢より恐いのか、さぁ、どっちでしょうねぇ。

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